我が家の中心である十二畳のリビングの床が、長年の使用で傷だらけになり、思い切って無垢のオーク材に張り替えることにしました。当初は費用の安さを優先して合板のフローリングを検討していましたが、ショールームで実際に無垢材の足触りや温かみを体感し、毎日過ごす場所だからこそ投資する価値があると判断したのです。最終的に掛かった総額は、十二畳の広さで約三十八万円でした。内訳としては、既存の古い合板フローリングの剥がしと処分に約六万円、無垢オーク材の材料費が約二十二万円、そして大工さんの手間賃や諸経費が約十万円という構成です。やはり無垢材は材料そのものの単価が高く、一平米あたり一万円を超える製品を選んだことが総額を押し上げましたが、完成した後の満足度は期待以上のものでした。工事期間は三日間で、初日は解体と下地の点検、二日目と三日目で丁寧に無垢材を一枚ずつ貼り進めていくという流れでした。無垢材は天然の木なので湿気によって膨張や収縮をするため、施工には高度な技術が必要だそうで、熟練の大工さんに依頼して正解だったと感じています。また、工事前に一番心配していたのが、十二畳分もの大きな家具の移動でした。自分たちで動かすのは不可能だったので業者にお願いしたところ、二万円の追加で手際よく別室へ移動してくれ、完了後も元の位置に正確に戻してくれました。この家具移動費も予算に入れておいて良かったです。リフォーム後のリビングは、以前の冷たく硬い床とは全く異なり、冬場でもスリッパなしで歩けるほど温かみがあり、木の香りが部屋中に広がって癒やされます。初期費用としては確かに安くはありませんでしたが、無垢材は傷がついても削って補修ができ、年月を経るごとに色合いに深みが増していくため、これから何十年と住み続けることを考えれば、決して高い買い物ではなかったと確信しています。フローリングの張り替えは一生に何度も行うものではないからこそ、少し背伸びをしてでも妥協しなくて本当に良かったです。