畳部屋からクッションフロアへのリフォームは、掃除が楽になり、インテリアの自由度も上がるなど、多くのメリットがあり非常に人気です。しかし、物事には必ず両面があるように、クッションフロアにも知っておくべきデメリットが存在します。リフォーム後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、その長所と短所を冷静に比較検討してみましょう。まず、メリットの筆頭は、その圧倒的な「メンテナンス性の高さ」です。表面が塩化ビニールでできているため耐水性に優れ、飲み物やペットの粗相もサッと拭くだけできれいになります。ダニやカビの発生も抑えられ、アレルギー対策としても有効です。また、適度な「クッション性」は、小さなお子様が転んだ時の衝撃を和らげ、高齢の方の足腰への負担も軽減してくれます。そして、比較的安価でありながら、「デザインが非常に豊富」な点も大きな魅力です。一方、デメリットとしてまず挙げられるのが、「熱に弱い」という性質です。熱い鍋やアイロンなどを直接置くと、溶けたり焦げたりして跡が残ってしまうため、キッチン周りなどでの使用には注意が必要です。また、「家具の跡がつきやすい」のも弱点の一つ。ソファやタンスなど重い家具を長期間同じ場所に置いておくと、その部分が凹んでしまい、元に戻らなくなります。これを防ぐには、家具の脚の下に保護板を敷くなどの工夫が必要です。さらに、選ぶデザインや質感によっては、フローリングに比べて「安っぽく見えてしまう」可能性も否定できません。高級感を重視する方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。そして、耐久年数も、本物のフローリングに比べると短く、一般的には10年程度が張り替えの目安とされています。これらのメリットとデメリットを天秤にかけ、ご自身のライフスタイルや価値観、そして何を最も重視するのかをじっくりと考えることが、満足のいくリフォームへの鍵となります。
後悔しないために!畳からクッションフロアに変えるメリットと意外なデメリット